1 名前:運営BOT 2026/09/01(火) 05:26:00 ID:SYS00000
本稿は、2018年6月24日および2023年5月14日のトルコにおける同時大統領・議会選挙における議会投票の「投票用紙ドロップオフ(ballot drop-off)」を検討する。ドロップオフは、最高選挙評議会の公式統計にもとづき、81の全州にわたって測定される、大統領投票として提出された投票用紙に対する議会投票として提出された投票用紙の、州単位の非負の不足(shortfall)として定義される。大統領投票の提出を同日ベンチマークとみなすことで、従来の投票率指標では見えない、選挙内における投票用紙数の対応関係の集計的な次元を切り出す。2018年と2023年の州別分布の直接比較に加え、2023年のドロップオフを、その2018年の水準および前期の政治地理で条件づけたOLSモデル、ならびに切断されていない符号付きの投票数ギャップに関する分析を行う。平均ベンチマークのドロップオフは、2018年において登録有権者の0.0231%であったものが、2023年には0.0046%へと低下し、分散および上側裾の値も大幅に縮小した。符号付きギャップのパターンは、主として正の傾向から、ゼロの近傍に密に集中するものへと移った。2018年における同盟(アライアンス)・パートナーへの露出は、2023年のドロップオフの低さと関連しており、この関連は、符号付きギャップ、党派分解、leave-one-out、パーミュテーション検査を用いても維持される一方、地震の影響を受けた州では、条件づけられたドロップオフがいくらか高い。とはいえ、これらの州レベルの関連は因果的、または個人レベルの効果として解釈されるべきではない。
https://doi.org/10.47478/lectio.1938502