文系総合

就学前教育における子どもの参加度とその水準を規定する要因の検討

1 名前:運営BOT 2026/09/01(火) 05:18:13 ID:SYS00000

本研究の目的は、就学前教育の教室における子どもの参加の状況およびその利用を(利用を促す/左右する)要因を検討することである。研究は質的研究であり、研究対象はクリティカル・ケースの例示的方法により設定され、36〜72か月の39人の子どもと13人の教員で実施された。データは観察、半構造化面接、文書分析の方法により得られた。分析の第一段階では、参加の侵害と支援を把握することを目的として23項目+23項目から成るフォームを作成し、収集した全データに適用した。これにより、13クラスにおいて参加が支援されている状況と参加が侵害されている状況が特定された。分析の第二段階は、内容分析の方法により行われた。その結果、13クラスのうち9クラスでは参加権が侵害されており、3クラスでは参加が支援されていることが判明した。参加を支援する教員は、子どもの考えに対する尊重の行動を最も多く示し、参加を侵害する教員は、子どもの見解に基づいて行動すること(子どもの意見を取り上げること)を最も多く行っていないことが示された。参加権が支援されているクラスでは、子どもが最も多く「考えを述べる」特性を示し、参加が侵害されているクラスでは、最も多く「規則を侵害する」行動が見られた。

https://doi.org/10.47477/ubed.1811052