背景 看護師はエボラウイルス病(EVD)を含む感染症流行の際に重要な役割を担い、しばしば重大な個人的・職業的リスクを負う。看護師はエボラ対応の中心であるにもかかわらず、特にウガンダにおける看護師の体験は十分に検討されていない。本研究の目的は、ムベンデ地域リファラル病院における2022年の流行時にEVD患者のケアを提供した看護師の体験を明らかにすることであった。
方法 探索的な質的研究デザインを用い、エボラ治療ユニット(ETU)で働いた7名の看護師に対して深いインタビューを実施した。参加者は目的抽出および雪だるま式サンプリングで選定した。データは、看護師の経験の感情的・心理的・職業的側面を捉えるため、現象学的アプローチによって主題分析した。
結果 結果として、肯定的経験と否定的経験の複雑な相互作用が明らかになった。肯定的経験としては、患者の回復に伴う喜び、強いチームワーク、職業的成長、感染予防と制御(IPC)に関する訓練の強化が含まれていた。看護師は、自信の増大、新たな技能、国際機関からの評価を含むキャリア発展の機会の増加を報告した。これに対して、否定的経験が語りを支配していた。そこには、深刻な資源制約、過重な業務量、身体的疲労、そしてとりわけ患者の苦痛と死を目の当たりにすることに由来する心理的苦痛が含まれていた。参加者は心的外傷後ストレス症状と、感染と死に対する絶えない恐怖を述べたが、それは初期段階での不十分な準備によってさらに悪化していた。社会的孤立や家族生活の混乱もまた一般的であり、一部の看護師は、親しい人を動揺させないため、あるいは地域社会におけるスティグマを経験しないために、自らの仕事を隠していた。加えて、チーム内の緊張、欠勤、既存スタッフと外部からの採用者の間での報酬および評価の格差といった課題も挙げられた。
結論 本研究は、ウガンダにおける2022年のエボラ流行の間に看護師が受けた深い感情的・職業的負担を示している。回復力や成長が見られる場面もあった一方で、構造的・制度的な課題が看護師のウェルビーイングとケア提供に大きく影響していた。最前線の医療従事者をよりよく支えるためには、今後の流行対応は、公正な補償、心理社会的支援、継続的な訓練、そして資源配分の改善を優先すべきである。本研究の知見は、健康危機における労働力の準備と定着を強化する政策に活用できる。
https://doi.org/10.64898/2026.08.25.26361289